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​プロジェクトの催し物

共同研究発表会
第四回公開研究会 12/29 NEW

開催日時 平成31年2月3日(日)

開催場所 早稲田大学

第三回公開研究会 

開催日時 平成30年10月6日(土)

開催場所 国立国語研究所 講堂

(190-0014 東京都立川市緑町10-2)

第二回公開研究会 

開催日時 平成30年1月28日(日)

                       14:00~17:00

開催場所 国立国語研究所 講堂

(190-0014 東京都立川市緑町10-2)

​プログラム詳細

第一回公開研究会

開催日時 平成29年2月12日 (14:00~17:00)

開催場所 国立国語研究所

詳細 開催案内

アンカー 1

第3回公開研究会 (終了しました)

日時: 2018年10月6日(土)14時-17時(受付開始13時半)

場所: 国立国語研究所講堂(参加費無料,事前申込み不要) 

<プログラム>
14:00-14:10 ご挨拶
14:10-15:25 基調講演:森山 卓郎(早稲田大学)
「日本語コミュニケーションを状況という視点から考える」
15:30-17:00
パネル「国内外の日本語生活を概観する:「書く/打つ」に注目して」
発題者:舩橋 瑞貴(群馬大学)
発題者:日野 純子(帝京大学)
発題者:小林 ミナ(早稲田大学)
コメンテーター:森山 卓郎(早稲田大学)

<開催趣旨>
 本研究は「「具体的な状況設定」から出発する,日本語学習のためのライティング教材の開発」を目的とします。「状況設定」「必要なスキル」「日本語学習者が抱える困難点」に関する3つの実態調査の成果を踏まえたライティング教材を作成することにより,現行教材が抱える問題点を克服することを目的としています。
 そのような教材を開発するための基礎研究として,「現実のコミュニケーションにおいて,国内外の日本語学習者が何かを書く/打つ状況」「そこで必要とされる言語,非言語のスキル」「書く/打つ際に学習者が抱える困難点」に関する3つの実態調査を行ない,そこで得られたデータを分析することにより,「具体的な状況設定」「学習するべきスキル」を抽出します。その成果に基づき,「そこで書ける/打てるようになるために必要な練習」の形式や内容を考察します。
 今回の研究会は,これまでにおこなった調査結果,研究成果を踏まえ,「「状況」をキーワードに日本語コミュニケーションを概観するとどうなるか」という課題を考察します。

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第二回公開研究会

「具体的な状況設定」から出発する日本語ライティング教材の開発
2017年度 公開研究会

開催日時:2018年1月28日(日)14:00~17:00

開催場所:国立国語研究所 講堂(190-0014 東京都立川市緑町10-2)

※参加費無料・予約不要です。当日直接会場にお越しください。

 

プログラム

趣旨説明 

14:00~14:05 

 小林ミナ(早稲田大学)

 

基調講演

14:05~15:20

定延利之(京都大学)

「文字コミュニケーションと状況」

研究発表①

15:30~16:00

千石昂(早稲田大学大学院生)・日野純子(帝京大学)・舩橋瑞貴(群馬大学)

「書く/打つ言語生活の実態調査―調査デザインと予備調査報告―」

研究発表②

16:00~16:30

副田恵理子(藤女子大学)・大和えり子(ロイヤルメルボルン工科大学ベトナム校)

「『書く』言語的スキルとは―LINEによる待ち合わせ場面の分析から―」

研究発表③

16:30~17:00

向井裕樹(ブラジリア大学)・松田真希子(金沢大学)

「複言語・複文化社会における日本語使用者のライティングプロセス -サンパウロとブラジリア在住の日系人を例にして-」

 

■本研究会の内容は,国立国語研究所機関拠点型基幹研究プロジェクト「『具体的な状況設定』から 出発する日本語ライティング教材の開発」(プロジェクトリーダー:小林ミナ),および,科研費挑戦 的萌芽研究「『私らしく』産出できるようになるためのウェブ型日本語教材の開発」(15K12899,研 究代表者:小林ミナ)の研究成果の一部です。

■基幹研究プロジェクトについての詳細は,以下をご覧ください。 https://www.ninjal.ac.jp/research/project-3/institute/japanese-writing/

■お問い合わせは,minakob@waseda.jp まで。 

 

発表概要

基調講演

定延利之(京都大学)

「文字コミュニケーションと状況」

音声と異なり、文字は対面式コミュニケーションのメディアにはなりにくく、文字言語は状況から 切り離されたものと言われる。だが、本当にそうだろうか。音声言語と文字言語を、「状況」の観点か らとらえ直してみたい。

研究発表①

千石昂(早稲田大学大学院生)・日野純子(帝京大学)・舩橋瑞貴(群馬大学)

「書く/打つ言語生活の実態調査―調査デザインと予備調査報告―」

「具体的な状況設定」から出発する日本語ライティング教材を開発するためには,現実のコミュニケー ションにおいて,国内外の日本語学習者が何かを書く/打つ状況を把握する実態調査が求められる。そこで 本プロジェクトでは,具体的な書く/打つ言語行動を,マルチモーダルな視点から把握,記述するための大 規模調査を計画しており,現在,そのための予備調査を実施した段階にある。本発表では,予備調査の実 施から得られた知見と調査結果をもとに,本調査デザインの検討をするとともに,書く/打つという言語行 動にはどのような具体的な状況があるのかについて考察する。

 

研究発表②

副田恵理子(藤女子大学)・大和えり子(ロイヤルメルボルン工科大学ベトナム校)

「『書く』言語的スキルとは―LINEによる待ち合わせ場面の分析から―」

近年,SNS の急速な普及によりコミュニケーションの形態が変わり,特に若い世代の友人間では SNS の一つである LINE が主要なコミュニケーションツールの一つとなっている。本発表では,日本語母語話 者・学習者間の LINE コミュニケーションの分析結果から,特に出現頻度が高く,両者の理解に差が見ら れた待ち合わせ場面を取り上げる。そして,上級・中上級とされる学習者が経験しているコミュニケーシ ョン上の問題点を指摘する。更に,この結果を踏まえて,その問題点を日本語教育で支援するには,日本 語母語話者の実際の言語使用をどう分析し,どのような言語的スキル(学習項目)を提示していくべきか 検討したい。

 

研究発表③

向井裕樹(ブラジリア大学)・松田真希子(金沢大学)

複言語・複文化社会における日本語使用者のライティングプロセス -サンパウロとブラジリア在住の日系人を例にして-

 

本研究では,複言語・複文化社会の中で生活する日系ブラジル人による日本語でのライティングプロセ スの解明に焦点を当てることとする。調査協力者はサンパウロとブラジリア在住の日系人である。発話プ ロトコル法を用いて,協力者が日本語で書きたい,または書く必要があることを普段通りに書いてもら い,データ収集者と協力者のやり取りはすべて IC レコーダーで録音をした。実際に協力者が日本語で書い ている時に,頭の中でどのようなことを考えながら書いているのか,そのライティングプロセスを明らか にするのが本研究の目的である。尚,本発表では,ライティングの際に協力者がどのようなことに困難を 感じ,ライティングを促すためにどのようなストラテジーを用いているのか考察する。

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